200系

200系は、1982年の東北・上越新幹線開業用に開発された車両で、これまでの東海道・山陽新幹線で走行していた0系と比べて、豪雪地帯の上越や東北など厳しい自然環境を走行するため、様々な耐寒耐雪対策が採用されている。
例えば先頭車のスカート部には、スノープラウがあり、線路に降り積もった雪を高速で跳ね飛ばして走行する。
車体は、床下の機器類への雪混入を防止するため、側スカートから車体底面を全てふさぎ板で覆ったボディーマウント構造を採用し、主電動機への冷却風は車体の側面に設置した「雪取り装置」により雪と空気を分離して供給している。
制御方式は、力行時はサイリスタ位相連続制御式整流装置,ブレーキ時はチョッパ式制御装置による滑らかな電流制御によってスムーズな加減速を実現した。
当初は最高速度210km/hで運転していたが、その後の上野開業時より240km/hにスピードアップを行った。また、1999年より車体の内外装を新型車両並みに大幅にリフレッシュしたリニューアル車も登場した。
(参考文献 JR東日本 車両図鑑)

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 左 K47編成(原色) 右 K51編成とE2系

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 200系K47編成 10号車の車両番号プレート(ステッカー) 

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 普通車の座席(3列側)
 
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 K47編成 行先表示LED (新潟行)